『君の名残は静かに揺れて』 の感想
『君の名残は静かに揺れて』 (ユニゾンシフト・ブロッサムチーム) 発売日2010年05月28日
ジャンル:Flyable Heart アナザーストーリー白鷺 茉百合(しらさぎ まゆり)編
原画:いとうのいぢ / 笹倉綾人 / ぺろ
シナリオ:市川環・風間ぼなんざ・他
プレイ期間2010年05月30日〜2010年05月31日(累計11時間程)
Flyable Heart (2009年4月の当ブログにて批評)のファンディスク。
というよりアナザーディスク。ファンディスクと言う感じで読むとへこみます。
腹黒wお嬢様 白鷺 茉百合に焦点をあてたシリアスストーリー。
アクティベーション導入。
<構成>
裏茉百合登場まで3時間
Hシーン迄4時間〜5時間(ここまでは前作を基本踏襲)
白鷺家編5時間目〜11時間目(完全新規シナリオ部分6時間(´Д`)
Hシーン3(茉百合)+1(バッドエンド)中盤以降無し。
<ストーリーについて>
これは外したでしょ・・・と思う内容。FlyableHeartで白鷺 茉百合がウケタのは、そのギャップのはず。
表:優等生で麗しいお嬢様<>裏:実は寂しがり屋のベランベェ調のヤンデレ属性、この対比が面白かった訳で
『お前っ!!〜以下略(晶君をこき下ろす)』の本当の性格部分の描写と晶君を好きになってからの描写が萌え要素なんだから。
今作中では一度デレデレになってからは、ほとんど裏茉百合は出て来ないし、これ目当てで読むと痛い内容です。ストーリーも元々ファンタジーでラノベでラブコメな展開が多いライターさんなのに行き成り真面目に描かれても…。
元々の茉百合シナリオは桜子の時系列、『晶君の父さん死亡>桜子生存(晶父の心臓移植)>茉百合は晶父は死亡したと思っている(というより茉百合ルート自体は本来桜子の生存次元のはずなのに間違えたまま発売)が自然』ライターさんが未熟な為に整合性が崩れていたと僕は認識していました。
<キャラや絵について>
前述の通り裏茉百合分が全然足りていません。むしろ話的には白百合さんと御婆ちゃんの話し。
あと1シーンに『この絵ちょっと変だな〜』ってところも有り。
<読後感>
FlyableHeart自体がラブコメ的展開だったので、これは予想外。サイコでドロドロで不条理な内容。
多分多くの人は茉百合ちゃんの変貌ぶりとデレデレ感を楽しめると思ったのでしょうから・・・。少なくとも僕は豹変する茉百合、そしてデレデレ感を期待してました
(そういうのを期待していたんじゃなかった人にはまた別の意見も有ると思います)
FlyableHeartで語ったけど元々ユニゾンシフト自体にシナリオ力は求められてなくキャラゲーメーカーだと言う認識に立つと今回のアクティベーション導入一作目がこの内容では次回は見送らざる得ないなと思いました。
というかアクティベーションが中古対策にしか成らず購買ユーザーの首を絞める事を考えればアクチ導入=その分安くして欲しいものです。少なくとも昔一時期アクチが流行った頃はネット接続版は若干割り引いてくれたのだから…。ほぼ使い廻し新規シナリオ部分6時間程度でフルプライスは高すぎです。
<私的評価など・2010年現在の作品クオリティ基準で>
シナリオ 65点
キャラクター 70点
音楽 70点
システム 70点
斬新さ 65点
総合 65点。残念感が高いです。良くも悪くも悪い時のユニゾンシフト作品。
総合点の目安。
※50点=最低点 悪いか別に何も感じない。
※60〜70点=特に感心はしない。
※80点〜読破お勧め
※90点〜なにがしか光る物がある年間ベストに入るほどの作品。
※95点〜保存版確定。(80点以上の場合保存版確定の場合有。

